もらい事故や追突事故など交通事故を起こした事故車をどうするのかって悩みますよね。
- 保険金を使って車を買い替えてもいいのか?
- 事故車を修理をして乗り続けたほうがいい場合とは?
- 事故車を修理せずに車を買い替えたほうがいい場合とは?
- 事故車の修理はディーラーと修理工場どちらがいいのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では事故車の買い替えと修理について詳しく説明していきます。
目次
1.保険会社の出す査定額や修理代の見積もりは正しいのか?
初めて事故にあった場合、気が動転したり分からないことだらけで保険会社の言いなりになってしまうことが多いです。
ただ保険会社は支払う金額を少しでも安くしようとしてきます。
そのため保険会社の言いなりになっていると想像以上に損をするケースが多いです。
特に車を修理するか買い替えるかで悩んでいるのであれば多少面倒であっても、自分で調べることをお勧めします。
その際には以下の3つのポイントを最低でも調べておくことをお勧めします。
- 事故車の査定額の見積もり
- 事故していない場合の車の査定額の見積もり
- 保険会社提携以外の修理代の見積もり
これらを調べておくことで保険会社の言いなりになることなく、自分にとってベストな選択をすることができます。
2.事故前の車の査定額を把握する方法とは?
まずは高額な修理費用をかけてまで修理する価値があるのかどうかを調べます。
また保険会社からもらえる保証金は修理代と車の価値の安い方になります。
例えば、10万円の価値しかない車で修理をするとなると100万円かかるといった場合、もらえる補償金は10万円になるというわけです。
保険会社は必ずしも修理代を払う必要はなく、同じ価値の車に買い替えることでも補償をすることができるのです。
保証会社に言いくるめられないためにも、事故をしていない場合の車の価値を調べておいた方がいいです。
車の査定額の調べ方ですが、最も手軽なのが自動車メーカーが出している下取り価格シミュレーションです。
・事故車の査定額も調べておく
車を買い替える場合は事故車を処分しなければいけません。
ただこの時必ずしも処分費用がかかるわけではありません。
事故車であっても車を買い取ってもらえることも多いです。
なので、車の買い替えにかかる費用を正確に把握するためにも事故車の査定額を調べておきましょう。
ちなみに事故車はこちらの一括査定サイトを使うことで高く売れる可能性が高いです。
また事故を起こしていない場合のより正確な相場も分かるので、とりあえず相場だけでも調べてみることをお勧めします。
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3.修理代の見積もりはディーラーと修理工場どっちがいいの?
早く車を使えるようにしたいと焦ってしまったばかりに悪質な修理屋さんに依頼してしまう可能性があります。
町の車屋さんや修理工場の場合、相手が何も知らないことをいいことに修理代金をぼったくる可能性があります。
そう考えるとディーラーに修理を依頼したほうが安心できるように思えるかもしれません。
しかしディーラーの本音としては車を買い替えてほしいという本音があります。
そのためこちらもわざと修理代を高く見積もってくる可能性があるのです。
少しでも安く修理したいという場合には、複数の修理工場の見積もりを比較するのがいいと思います。
ただその見積もりの内訳はきちんと聞いておいた方がいいです。
あとになってから新しい故障が見つかって修理代を請求されるということもあるからです。
ただ保険が下りる場合であれば、高い見積もりであっても大丈夫です。
見積もりが高くても保険会社からその分の金額をもらうことができるので損をすることはありません。
むしろ車を買い替える場合には見積もりが高い方がもらえる金額が高くなるのでうれしいですね。
・修復歴がつくと今後の価値は下がる
事故車を修理することを選ぶ場合には、修復歴がつくかどうかを見積もりを取ってもらうときに修理店の人に聞いたほうがいいです。
修復歴がつくと将来的に買い替えるときに車の価値は大きく下がります。
修理をしたからと言って決して前と同じような車になるわけではないので注意が必要というわけです。
ちなみに修復歴がついてしまう故障は、自動車の骨格に当たる部分を修理・交換した場合です。
この場所以外であれば修復歴がつかないので、車を売却するときに大きく価値が下がることを防ぐことができます。
修理を選ぶ際にはこういったポイントも気にするようにしましょう。
4.保険会社から補償金をもらって車を買い替えてもいいのか?
結論から言いますと、補償金をもらって車を買い替えることはできます。
事故を起こした場合、自動車保険によって支払われる補償金は多くの場合修理工場などに振り込まれる形で支払われます。
しかし、車を買い替える場合にはこれでは困りますよね。
なので、車を買い替える場合には補償金をあなたの銀行口座に振り込んでもらうように依頼してください。
例えば、あなたに過失がないもらい事故(相手に追突された)の場合、保険金を相手の保険会社からもらうことができます。
その場合には保険会社に修理工場にお金を振り込むのではなく「あなたの銀行口座」もお金を振り込むように連絡してください。
これで保険金を現金としてもらうことができ自由に使うことができます。
またあなたに過失のある場合の事故で相手の対物保険と自分の車両保険を使う場合でも同様です。
この場合は両方の保険会社に保険金をあなたの銀行口座に振り込むように連絡をしましょう。
5.事故車を修理して乗り続けたほうがいい場合
・修理代が安い場合
事故をしたからと言って必ずしも修理代が高くつくとは限りません。
10万円程度の安い修理代で済むこともあります。
そのくらいの金額であれば、修理して乗り続けたほうが経済的です。
また修理代が安いのであれば、修復歴がつくほどの事故ではない可能性がないため将来的に車に乗り換えるときに車を高く売却することもできます。
・金銭的余裕がない場合(多額のローンが残っている場合)
相手が追突してきた場合のもらい事故の場合であれば、相手の保険会社からお金をもらうことができます。
しかしあなたに過失のある事故では相手側から補償金をもらうことはできません。
もし車両保険に入っていないのであれば、全額自腹になってしまいます。
車を買い替えるとなると車の購入費用がかかります。
その時前の車のローンがたくさん残っている状態だとさらにローンを組むことになり生活が苦しくなります。
修理代の金額にもよりますが、修理をして乗り続けるほうが安上がりなことのほうが多いです。
6.事故車を買い替えたほうがいい場合
・修理代が非常に高い場合
フレームやエンジンルームなどの車の主要な部分が損傷した場合、修理代が非常に高くつくことになります。
また仮に修理をしたとしても完全に元に戻るわけではないので、今後運転するときにはどことなく不安が残ります。
また修理代が事故前の車の評価額よりも高くなる場合は全損扱いになり保険会社が車を買い取ることもあります。
その場合には修理をして乗り続けるということ自体ができなくなります。
修理代が100万円以上かかる場合などは修理せずに車を買い替えてしまったほうがいいですよ。
・古い車だった場合
古い車の場合ちょうど車を買い替えるいいタイミングだと思います。
古い車をわざわざ修理しても乗り続けるよりも、保険会社からもらえる補償金を使って新しい車に買い替えてしまったほうがお得です。
古い車の場合修理をしても査定額が上がることはないので、結果として損することのほうが多いです。
事故を起こさなくても近いうちに車を買い替える必要があったわけですから、車を買い替えるちょうどいいタイミングだったのかもしれませんよ。
7.事故車を修理せずに売るか?修理してから売るか?
もし車を買い替えることにした場合、修理せずに車を売る場合と修理してから車を売る場合のどちらの方がいいのでしょうか?
当たり前ですが、修理をしてからのほうが車は高く売ることができます。
しかし修理代にかかった金額が査定額に上乗せされるわけではありません。
例えば、事故車を修理せずに売却したら30万円の車を30万円かけて修理をしても査定額はせいぜい40~45万円ていどです。
修理をしても修理代以上に査定額がアップするわけではないので、修理する手間やコストを考えると事故車は修理せずに売ってしまったほうが得です。
車買取業者の場合は自社で修理をしたほうが安く修理できます。
それに修理を修理工場に依頼したら原価だけでなく利益を上乗せされる形になるので、その分損してしまうのです。
車を買い替える予定でしたらこちらの一括査定サイトを使えばあなたの事故車も高く売れるかもしれませんよ。
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まとめ
事故車を修理して乗り続けたほうがいいか、買い替えたほうがいいかは総合的に判断する必要があります。
- 修理代
- 車の査定額
この2つは少なくとも自分で調べておいた方が保険会社にうまく言いくるめられることもなくなります。
ちなみに事故車はこちらの一括査定サイトを使うことで高く売れる可能性が高いです。
また事故を起こしていない場合のより正確な相場も分かるので、とりあえず相場だけでも調べてみることをお勧めします。
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